親愛なるEGOTRIPPINGのファンの皆様、
そしてファッションを愛するすべての方々へ。
久しぶりのブログ更新となります。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
私の方は新しい挑戦に忙しくしておりましたが、
今日は特別なお話をさせて頂きたいと思います。
既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
新たなプロジェクトとして
"VERYTAGE"
という新ブランドを立ち上げました。
今回のブログでは私たちの新しい挑戦、
VERYTAGEについてご説明をしたいと思います。
EGOTRIPPINGを支えてくださった皆様には、
この新たなブランドがどのような存在であるか、
そしてEGOTRIPPINGとの関係性について、
深く理解して頂ければと思います。
EGOTRIPPINGというブランドを長年にわたり支えて下さった皆様には、深い感謝の気持ちでいっぱいです。
その愛と支持は、私のデザイナーとしてのキャリアにおいて計り知れない程の力となってきました。
今回、私が新たに立ち上げたVERYTAGEは、EGOTRIPPINGの精神を継承しつつ、新しい創造の場として誕生しました。
私がデザイナーとして抜擢されたチームプロジェクトです。
では、EGOTRIPPINGとVERYTAGEはどのように異なるのでしょうか。
基本的には、私が良いと信じるデザイン哲学は変わりません。
しかし、ここで大切なことを忘れてはなりません。
それはEGOTRIPPINGがこれまで築き上げてきた価値と、皆様に対する私の約束です。
EGOTRIPPINGはVERYTAGEに劣らず、高品質で革新的なデザインを提供し続けるブランドであり、
私の原点であり、私のファッションに対する情熱と哲学が詰まったブランドです。
現代のファッション業界では、原材料の価格高騰が顕著な問題となっています。
例えば、ユニクロのような大手ブランドでも、綿やその他の生地、釦、ファスナーなどの原材料コストの上昇に直面しています。
これは世界的な供給網の変動、輸送コストの増加、そして人件費や光熱費の上昇によるものです。
これらの要因は、製品価格に直接的な影響を及ぼし、2000円だった商品が3000円に値上がりするなどの現象を引き起こしています。
EGOTRIPPINGは、価格の上昇を最小限に抑えつつも、品質に妥協することなく、日々の生活に溶け込む洗練されたデザインを提供し続けます。
素材選びから製造過程に至るまで、細部にわたる拘りを持ち続けています。
これはVERYTAGEが追求する専門性や洗練さとは異なるアプローチですが、
それ以上に私の長年の経験と知識が必要となり、EGOTRIPPING独自の価値を形成しています。
一方VERYTAGEは、より専門的な視点からの拘りを追求しています。
業界トップクラスのチームによるサポートを受け、私自身はモノ創りにのみ没頭する事が出来ます。
使用する工場、素材、パターンナー(元YOHJI YAMAMOTO)に至るまで細部にわたる拘りが特徴です。
これによりEGOTRIPPINGよりもさらに深い私の
「マスターベーション部分」、つまり玄人好みの拘り要素が強くなっています。
そしてもう一つお伝えしたいのは、
VERYTAGEの価格設定については、チームのコストや宣伝費が反映されているわけではありません。
私とチームのギャラをほとんど考慮せず、
薄利ながらも価値ある商品を提供していく方針です。
EGOTRIPPINGを長年愛して下さった皆様には、この新しいブランドVERYTAGEについてご理解頂き、
引き続きEGOTRIPPINGへのご支持を宜しくお願い致します。
EGOTRIPPINGはこれまで通り、皆様の日常に寄り添う品質の高い商品を提供し続けます。
今後ともEGOTRIPPINGとVERYTAGE、両ブランドをご愛顧頂けます様お願い申し上げます。
これからも皆様の期待に応えるべく、全力で取り組んで参ります。
皆様、引き続きEGOTRIPPINGをどうぞよろしくお願い致します。
JUN